■2021年08月02日(月)
それ以前に出自を問題にされると怒る人もいますね
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イギリス人を“English”と呼んではいけない、その理由 「間違っても俳優の故ショーン・コネリーを「English」と呼ばないように。」 もっともこの人はイギリス人役も結構やっていますけどね。 Northern Irelandがあるので、英国人をBritishと呼ぶことにも問題はあるわけです。本人たちのアイデンティティはともかく、地名としてのBritainはブリトン人と結びつきますし(国名Englandがアングル人と結びつくように)、フランスで迂闊にブリタニーと呼ぶとそれはブルターニュ人のことだったりします。ところで、subject of Queen Elizabeth, Her Majestyと呼ぶのはどうなのでしょうか。女王エリザベス陛下の臣民と言うほどの意味になりますが、いささか古風に過ぎるかもしれません。事程左様にグレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国や女王エリザベス二世陛下を首長とする諸国の一体性には問題があるので、英国人などと呼ばず、ちゃんと確認してEnglish、Scotish、Walishなどと呼ぶべきなのでしょう。 もちろんアメリカンなどと呼ばず、New Yorker、Californian、Mississippianなどと呼ぶこともできるわけですが、人によっては自分はPeople of the United Statesだと思っている人もいるようで、難しいものです。 | | |