■2018年02月14日(水)22:05
赤色ティー国主義
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共産趣味者は市民権を得ているようなのですが 赤色ティー国主義の方は見かけませんね。バッハがぱろった黒くて苦い飲み物を断固否定し、お茶の中でも純粋なる透明なクリムゾンもしくはそれをミルクないしは蒸留酒と混合した飲み物を支持する、イングランド・ロシア・インドシンパなのですが。もちろん元ネタは赤色帝国主義、すなわちロシア的共産主義(この点で国際共産主義者であるマルクス、エンゲルスやレーニン、トロツキーあたりとは一線を画す)を普及せんとするスターリニストに対するレッテルです。赤はもちろん紅茶の赤ですが、この点からするとダージリンのファーストフラッシュが赤色ティー国主義者にふさわしい飲み物であるかどうかは疑問が残るところです。またフランス人が愛好するところの砂糖入りフレーバードティーはふさわしくありません。管理が悪くて香りがとんだ茶葉を着香してごまかすなど言語道断、混ぜてよい甘味料ははちみつとジャムです。甘味料以外では香辛料、つまりシナモンやショウガなどを付着・混合した例があり、ジンジャーティーなど結果として結構すごいショウガの香りがするのですが、あそこまでいくと真面目に飲むものではないにせよ、リプトンの100個入りティーバッグを長期保存の後コーヒー用クリームパウダーと大量の砂糖を投入して飲むのと同じで、別の飲み物だと思います。なお海外では紅茶は一般にブラックティーで通っており、真剣に正気を疑われる共産趣味とは別の意味で、日本以外の人には理解してもらえないかもしれません。 | | |