■2017年09月25日(月)07:07
結局東京開催を引き受けることに
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開催初日 これが実質的な開催初日になります。朝食は普通にビュッフェ。大量のイモは欧米諸国の朝食ビュッフェではおなじみです。ゴロンとマッシュルームが並んでいます。日本で普通の水煮缶どころではなく、たまにスーパーで売っている生のマッシュルームよりもさらに大きい、まさにゴロンという感じのマッシュルームです。内容としては甘味が、ポーランドっぽいかもしれません。この日はパイでした。
オープニング 朝食が終わるとオープニングです。挨拶の最中も電話が鳴る教授に全員苦笑。
午前のセッション ラドン、炭酸ガスと穏当な内容の講演が続きます。自分の研究には絡んできそうにないのですが…そして休憩を挟んだ第2部の2本目、ハーディ・プファンツ、あんたはまたその手のネタか。「Mofettes as ancient gates to hell」毎回よくそういう面白系のネタを持ち込むものだと、もはや感心せざるを得ません。というか、誰だよ、この手のネタをオーラルで通してるの。いや、オーラルでないと面白くないけどさ。
昼食 昼食もビュッフェ、パスタに鳥のまる揚げ、忘れてはならないイモ、そしてスープ、デザートのカップ。今年のご飯は安全な当たりでよかったです。まあ、クルージュ、パトラスと安全な当たりは多いのですが。
東京開催 昼食時、ジュゼッペが「次回の開催引き受けの提案プレゼンはするんだよね」。ボスの説得に失敗したからダメと言っても、「なんでできないの?ともかくプレゼンはしてよ」の一点張り。一緒にいた他の日本人参加者と示し合わせて、とにかく私らの組織はホストを引き受けないから、他の研究者を説得してみるから時間をくれと主張しました。「明日朝までに返事をしてよ、こっちの都合もあるから」とのことで、とりあえず他の日本人参加者に心当たりの研究者に電話とメールをしてもらい、電話の方は玉砕でしたが、メールの方は「名前なら貸すよ」。正直あれを断れそうにないので、引き受けはするが次々回のほうが良いとの線で回答しました。しかし「いや、問題なのは次回だからさ、引き受けてくれた人が次々回と言ったわけ?」。「次回でも次々回でも、ともかくプレゼンをしてね。場所は東京にしようよ。」「いや、なんで東京?」「ほかの場所だと行くのが大変じゃない」「そうかなあ」「プレゼンについては明日の朝でもレビューするからさ」ということで、日本人で集まって企画会議をする羽目になりました。結局セッションの一部を聞き逃す羽目に。カリン・ブラウエルの「The role of mantle-derived gases with respect to the geodynamic situation in the western Eger Rift, Central Europe」聞きたかったなあ。
午後のセッション 地震に絡むガス物質の挙動の異常の話です。まず確実にヘリウムは絡められると思うのですが、長期観測に持ち込むとなると結構骨です。まあ、簡単にできるならやっていないはずがない面子ではありますしね。
夕食 普通にビュッフェでした。巨大な鳥のカツレツがそれっぽかったです。そして出ました包みパスタ。
ICGG15招致協議会 夕食後、開催地を決め(ホストの関係で東京にしました: 意外なことに、東京以外にしても海外からの国内線乗り継ぎによるコスト増や乗換の手間はさほど大きくないようです)、フィールドトリップの内容を決め、それから素材を検索で探し回ってスライドをでっち上げたわけですが、気分を切り替えるためにバーカウンターでビールを頼んで待っていたところ、ジュゼッペが「こっちに来て一緒に飲もうよ」…「あなたの宿題をやってるんだよ」それで理解はしたようでしたが、たぶんこっちの事情とかは分かる気もないのだろうなあ。ともかく日が変わるころまでに一通り仕上げました。 | | |